ホームページを作っても検索に出ない本当の理由――愛媛・松山のホームページ制作会社が自社サイトで見つけた「固定ページ全滅」の落とし穴【自社実証レポート・前編】
結論から言うと、ホームページは「作って公開する」だけでは検索に出ません。公開のあとに、Googleに“見つけてもらう=インデックスされる”という別の関門があり、ここでつまずくと、そのページは丸ごと検索結果から消えます。しかも厄介なことに、この不具合は普通に見ている限り気づけません。ページは問題なく表示されるからです。
じつは、愛媛・松山でホームページ制作をしている私たちW-UP自身が、自社サイト(ehime-web.jp)で、会社案内・サービス・料金・採用といった固定ページが「全滅」していた――1ページもインデックスされていなかったことに、つい先日気づきました。この記事では、その発見から原因特定・修正までの一部始終と、あなたのサイトを3分で自己診断する手順を公開します。
効果の数字(インデックス数・表示回数がどう変わったか)は、修正から数週間後の【後編・実証レポート】でそのまま公開します。本記事はその「ビフォー」の記録でもあります。
「作った」と「検索に出る」は、まったくの別物
ホームページ制作というと、多くの方が「公開したら、あとは勝手にGoogleに載る」と思っています。半分正解で、半分間違いです。正しくは、次の2段階があります。
- 1.発見・登録(インデックス):Googleがそのページを見つけ、検索の対象として自社のデータベースに登録する
- 2.順位づけ(ランキング):登録されたページを、検索キーワードごとに何位に出すか決める
世の中で語られる「SEO(検索エンジン最適化)」も、いま注目の「AIO(AI検索最適化)」も、ほとんどが2番目の“どう選ばれるか(検索順位・AIへの引用)”の話です。でも、その手前に1番目の“そもそも登録されているか(インデックス)”という共通の関門があります。
インデックスで落ちていると、SEOで上位を狙う以前に、
AI検索に引用される以前に、検索結果に一件も出ません。
どれだけ中身が良くても、です。順位対策(SEO)もAI検索対策(AIO)も、まずインデックスされて初めて意味を持ちます。
きっかけは「修正版を検索に反映させよう」とした一手だった
事の発端は、あるページの文章を直し、その修正をGoogleに早く反映してもらおうとURL検査(Google Search Consoleの機能)をかけたことでした。そこで表示されたのが「URL が Google に登録されていません」の一文です。
「新しく直したページだから未反映なのかな」と、ためしに別の固定ページも検査してみました。すると――サービスページも、採用ページも、会社案内も、片っ端から「登録されていません」。コラム記事(投稿)はきちんと登録されているのに、固定ページだけが軒並み検索の外にありました。
原因は「サイトマップの“分冊”の1つが、Googleに読めていなかった」
ここからが本題です。原因は、サイトマップにありました。サイトマップ(sitemap.xml)は、サイト内のページ一覧をGoogleに渡す“地図”です。WordPressの標準サイトマップは、実は「目次(インデックス)+いくつかの分冊」という構造になっています。ざっくり言うと、
- 投稿(コラム記事)用の分冊
- 固定ページ(会社案内・サービス・料金・採用など)用の分冊
- カテゴリー用の分冊
- 著者用の分冊
に分かれています。
Search Consoleでサイトマップの中身を開いて確認したところ、固定ページ用の分冊だけが「取得できませんでした(検出URL=0)」になっていました。投稿用の分冊は「成功・27件」と正常。つまり、Googleが固定ページの“地図”だけを読み込めていなかったのです。だから固定ページが1ページも発見されず、コラムだけが検索に載っていた――すべて辻褄が合いました。

一番怖いのは「正しく作ってあったのに、丸ごと消えていた」こと
ここが、この落とし穴の本当に怖いところです。固定ページはきちんと作られていて、サイトマップにもちゃんと載っていました。実際、その分冊のファイルを直接開くと、9ページ分のURLが正しく並んでいます。手抜きでも設定ミスでもありません。原因は、Googleがその分冊を取りに来たときの一時的な取得エラーでした。
ページの見た目は正常。サイトマップにも記載あり。robots等のブロックもなし。それでも、検索には一件も出ていない。 人間がブラウザで見ている限り、まず気づけません。プロである私たちですら、たまたまURL検査をかけて初めて気づいたのです。だからこそ、「検索に出ているか」は中身の良し悪しとは別に、能動的に“確認する”しかないのです。
あなたのサイトは大丈夫?――3分でできる自己診断の手順
Google Search Consoleを使っている方なら、次の手順で今すぐ確認できます。
- 1.サイトマップを確認する:左メニュー「サイトマップ」→ 送信済みサイトマップ(多くは wp-sitemap.xml)をクリック → 「読み込まれたサイトマップ」の一覧を見る。ここで分冊ごとのステータスが並びます。
- 2.page(固定ページ)用の分冊のステータスを見る:…posts-page-1.xml のような行が「成功しました」で、検出URL数が0以外になっているか。ここが「取得できませんでした」や「0」なら、固定ページが発見されていない疑いが濃厚です。
- 3.URL検査で仕上げの確認:上部の検索窓に、会社案内やサービスページのURLを入れて検査。「GOOGLE インデックス」タブが「登録されています」ならOK、「登録されていません」なら未登録です(右の「ライブテスト」だけを見て安心しないこと。あれは“登録できる状態か”のテストで、“登録済みか”ではありません)。
Search Consoleをまだ導入していない場合は、Googleで「site:あなたのドメイン/そのページのパス」と検索して、そのページが出てくるかでも簡易的に確認できます(出てこなければ未登録の可能性)。
どう直したか
私たちの場合は、読み込めていなかった固定ページ用の分冊を、Search Consoleからフルpathで直接“再送信”しました。すると、ステータスが「取得できませんでした」から「成功しました・9件」に変わり、固定ページがようやくGoogleの地図に乗りました。あわせて、優先度の高いページはURL検査から個別にインデックス登録もリクエストしています。

これで“発見”の道は開通しました。あとはGoogleが順にクロール・登録していくのを待つ段階です。その結果、インデックス数や検索の表示回数が実際どう変わるのかは、数週間後の後編で数字ごと公開します。
教訓:ホームページ制作は「公開したら終わり」ではない
今回の一件から、愛媛・松山のホームページ制作会社として、あらためて言えることがあります。
ホームページは、作って公開した瞬間が“スタート”です。 そのあと、ちゃんと検索に載っているか(インデックス)、狙った言葉で出ているか、AI検索に引用されているか――こうした“公開後の関門”を継続的に見て、詰まりを外していく仕事があって初めて、成果につながります。デザインが綺麗でも、そもそも検索に載っていなければ、存在しないのと同じだからです。
私たちW-UPは、こうした“表に出ない配管”の部分まで含めて、愛媛のWEB制作・ホームページ制作をお引き受けしています。作って納めて終わり、ではなく、検索に載り、選ばれ、問い合わせにつながるところまで伴走するのが方針です。
(後編予告)修正から数週間、数字はこう動いた
本記事は、いわば「壊れていたのを見つけて直した」ビフォーの記録です。後編では、この修正から数週間後に、
- 固定ページのインデックス数がどれだけ増えたか
- 会社案内・サービスページなどの表示回数・クリックがどう変わったか
を、Search Consoleの実データで公開します。「作っただけでは載らない」を、数字で実証します。
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よくあるご質問
Q. ホームページを公開すれば、自動でGoogle検索に出ますか?
A. 必ずしも出ません。公開のあと、Googleに発見・登録(インデックス)されて初めて検索対象になります。サイトマップや内部リンクなど“発見される経路”に不具合があると、公開していても登録されず、検索結果に一件も出ないことがあります。
Q. 自分のサイトがインデックスされているか、簡単に確認する方法は?
A. Google Search ConsoleのURL検査で、そのページのURLを入れて「GOOGLE インデックス」タブが「登録されています」かを見るのが確実です。導入していなければ、Googleで「site:ドメイン/パス」と検索して出てくるかでも簡易確認できます。
Q. サイトマップは登録してあるのに、なぜ一部のページだけ検索に出ないことがあるの?
A. WordPress標準のサイトマップは「目次+分冊」構造で、固定ページ用・投稿用などに分かれています。特定の分冊だけがGoogleに取得されない(取得エラー)と、その種類のページが丸ごと発見されないことがあります。私たちも固定ページ用の分冊だけが読めておらず、固定ページが全滅していました。
Q. インデックス登録をリクエストすれば、すぐに検索へ出ますか?
A. 即時ではありません。リクエストは優先的にクロールしてもらう“お願い”で、実際の登録まで数時間〜数日、時に1〜2週間かかります。同じURLを何度も申請しても早まりません。根本的には、サイトマップや内部リンクで“いつでも発見される状態”を整えるのが有効です。
Q. AI検索(AIO)に引用されるには、インデックスは関係ありますか?
A. 大いに関係します。そもそも検索に登録されていないページは、AI検索にも引用されにくくなります。“載る土台(インデックス)”を整えたうえで、“引用される中身(結論ファースト・FAQ・構造化データ)”を作る、という二段構えが必要です。中身の作り方は別記事のAI検索に引用されるホームページの作り方で解説しています。
Q. 愛媛・松山でホームページ制作を頼むとき、この種の不具合まで見てくれる会社を選ぶには?
A. 「公開後にインデックス状況を確認・改善しているか」「Search Consoleを見て報告してくれるか」を尋ねてみてください。作って納めて終わりではなく、検索に載り成果が出るところまで面倒を見る会社を選ぶのが安全です。私たちW-UPは、松山のホームページ制作・愛媛のWEB制作で、この公開後の運用まで含めて対応しています。


