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AI検索に自社サイトがどう出るか、
実測データを公開します。
結論から言うと、AI検索で名前が出るかどうかを決めていたのは、ホームページの出来ではなく「AIがその質問で見に行く場所」でした。キーワードを並べた同じ言葉で、地域だけ「松山」から「愛媛」に変えると、W-UPは答えから消えます。ところが同じ「愛媛」でも、話し言葉の質問に変えると出ます。出るかどうかは、会社単位ではなく質問単位でしか決まりません。以下は、W-UP(愛媛WEB集客ラボ)が自社サイト ehime-web.jp を対象に、2026年8月3日から8月23日までに実際に測った結果です。自社に都合の悪い数字も、同じ表に入れています。
測定期間:2026年8月3日〜8月23日 / 対象:ehime-web.jp / 測定:W-UP|愛媛WEB集客ラボ
次回測定:2026年11月中旬(同じ質問文で測り直し、このページに追記します)
どう測ったか
同じ結果を他の人が確かめられるように、使ったAI・検索条件・判定基準をすべて書きます。質問文は毎回まったく同じ文言で投げています。比較できなくなるので、あとから言い回しを直すことはしません。
○=回答の本文で名前に触れたが、リンクは無い
×=回答に登場しない
―=AIがそもそも答えを作らなかった
※ 判定は「W-UP」という短い社名で機械的に照合しています。AIは「W-UP(松山AI&集客ラボ)」のように屋号を作り変えて書くことがあるため、正式な屋号まで含めて照合すると取りこぼします。
結果① Google AI Overview・12問(2026年8月19日)
12問のうち、自社サイトが出典としてリンクされたのは3問。8問は登場せず、1問はAIがそもそも答えを作りませんでした。
0 ○ 本文で言及
8 × 未登場
1 ― AI Overview 非表示
| 実際に投げた質問文 | 型 | 判定 | AIが引いていた場所 |
|---|---|---|---|
| AI対策 ホームページ制作 松山 | 専門語 | ◎ | 引用元3件。うち1件が自社サイト。ほかは制作会社のまとめ記事 |
| AI対策 ホームページ制作 愛媛 | 専門語 | × | 引用元2件。いずれも県単位のまとめ記事と他社サイト |
| AIO対応 ホームページ制作 松山 | 専門語 | ◎ | 引用元3件。うち1件が自社サイト |
| AIO対応 ホームページ制作 愛媛 | 専門語 | × | 引用元4件。すべて県単位のまとめ記事と他社サイト |
| 会社のホームページ 作り直し 松山 どこに頼む | 一般語 | × | 引用元13件。大半が全国向けの「費用相場」系記事 |
| ホームページ制作 愛媛 おすすめ | 一般語 | × | 引用元4件。すべてまとめ記事と他社サイト |
| ホームページ 何年も更新していない どうすればいい 松山 | 一般語 | × | 引用元5件。「更新が止まっている」はまだ制作会社を探す言葉として扱われていない |
| 松山 ホームページ 集客できない 相談 | 一般語 | ◎ | 引用元5件。うち1件が自社サイト。本文にも社名が出た |
| 松山市 ホームページ制作 料金と実績を公開している会社を3社挙げて | 条件付き | × | 引用元7件。料金を数字で公開している3社が選ばれた |
| 愛媛県 ホームページ制作 AI検索対策の実績がある会社を3社挙げて | 条件付き | ― | AI Overview が表示されない。8月18日も同じ。答えを作れる材料が公開されていない |
| 松山市 ホームページ制作 公開後の改善まで継続して支援する会社を3社挙げて | 条件付き | × | 引用元3件。社歴の長い会社が選ばれた |
| 愛媛県 個人事業主や小さな会社向けにホームページを作っている会社を3社挙げて | 条件付き | × | 引用元8件。価格を明示している会社と、業者ポータルの企業ページ |
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同じ質問を翌日にもう一度投げた結果
8月18日に測った6問を、8月19日に一字一句同じ文言で投げ直しました。6問とも判定は1つも変わりませんでした。この測り方には再現性があると考えています。
ただし、8月18日の早い時間に測った「AIO対応 ホームページ制作 松山」だけは、その日のうちに ○(本文で言及・リンクなし)から ◎(出典としてリンク)へ動いています。1日のうちに判定が変わることもあるという記録として、そのまま残します。
結果② ChatGPT と Gemini(2026年8月3日)
Google AI Overview とは別に、ChatGPT と Gemini にも同じ日に質問しています。専門語と一般語で、結果がはっきり分かれました。
| 質問文 | ChatGPT | Gemini | 引用元 |
|---|---|---|---|
| 松山市でAI検索対策(AIO)に対応している制作会社 | ◎ 1番目に登場 | ◎ 1番目に登場 | 両方とも ehime-web.jp(自社サイト) |
| 愛媛 ホームページ制作 おすすめ | × 不在 | × 不在 | 例外なく、他社が書いた「おすすめ◯社」型のまとめ記事 |
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専門語では自社サイトが直接読まれています。一方、一般語の答えはまとめ記事だけを材料に組み立てられていました。自社サイトをどれだけ整えても、一般語の答えには入っていけないということです。
結果③ Bing(Copilot 系)の引用回数
Bing Webmaster Tools には、AIが自社サイトを引用した回数を日別に出す画面があります。数えられているのは Microsoft Copilot とその提携先だけで、Google AI Overview も Gemini も含まれません。それを踏まえたうえで、実数はこうでした。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| AIによる引用回数 | 14日間で1件(8月6日・引かれたのはトップページ)。他の日はすべて0 |
| Bingに登録されているURL数 | 37(固定ページ8+コラム29) |
| その37URLのHTTPコード | 全37URLが200。エラー・除外はゼロ |
| Bing通常検索での表示回数 | 37ページ合計で9回・クリック1回 |
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技術的には問題がありません。37ページすべてが正常に登録され、クロールも続いています。それでも表示は9回です。「ホームページをきちんと作る」だけでは越えられない線が、この数字にそのまま出ています。
もうひとつ。この画面はサイトを登録した日より前のデータを一切持ちません。ehime-web.jp の登録は8月2日で、グラフの左端は8月4日です。制作前の基準値を取れる機会は、着手が決まった時点の一度きりです。
結果④ 質問の形を変えて測った(2026年8月23日)
ここまでの結果①〜③は、いずれもキーワードを並べる形の質問で測ったものです。2026年8月23日の夜、同じ内容を話し言葉の質問に書き換えて、Google AI Overview・Gemini・ChatGPT の3つに同じ日に投げ直しました。質問は2本、地域の部分だけを変えています。
| 実際に投げた質問文 | Google AI Overview | Gemini | ChatGPT |
|---|---|---|---|
| 松山でAI対策に強いホームページ制作会社はどこ? | ◎ 冒頭の一文で社名。所在地まで記載 | ◎ 4社中の1社目 | ◎ 3社比較の1社目 |
| 愛媛でAI対策に強いホームページ制作会社はどこ? | ◎ 「AI検索・WEBマーケティングに強い制作会社」の節に登場 | ◎ 3社中の1社目 | ◎ 3社比較の1社目 |
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※ Gemini・ChatGPT の「1社目」は、答えに出てきた並び順です。AIが順位を付けているわけではないので、当社はこれを「1位」とは呼びません。
実際の画面(3つのAIを1枚ずつ)



4日前は登場しなかった質問で、名前が出た
結果①の12問には「AI対策 ホームページ制作 愛媛」が入っています。8月19日、この質問で自社は登場しませんでした。ところが4日後の8月23日、同じ「愛媛」でも、話し言葉に書き換えた質問では登場しました。変えたのは質問の言い方だけで、会社もサイトも地域も同じです。
そのため、8月19日の12問の表は書き換えていません。質問文が違うものを同じ表に混ぜると、比べられなくなるからです。別の記録として並べています。
名前は出た。ただし、AIが根拠に示したのは自社サイトではなかった
この日いちばん重要だったのは、出たかどうかではなく引用元でした。
松山の質問で、AI Overview が社名を挙げた一文と所在地に付いていた引用元ラベルは、ehime-web.jp ではなく、当社が掲載されている外部のポータルサイトでした。ChatGPT が評価の決め手として挙げた「8月18日にAI Overviewから引用されたことを実測した事例を公開している点」という一文も、引用元は同じ外部ページでした。
愛媛の質問では、自社を説明した段落に引用元ラベルが無く、ehime-web.jp のラベルは別の制作会社を説明した段落の末尾に付いていました。AI Overview のラベルが直前の一文だけを指すのか段落全体を指すのかは Google が説明していないため、ここでは断定しません。画面から言えるのは、自社サイトは読まれてはいるが、自社を名乗る根拠としては選ばれていなかったということだけです。

なお当社が、制作会社を紹介するポータルサイト2件の掲載内容を登録し直したのは2026年8月21日、その2日後がこの測定です。因果関係は断定しません。AIの答えは日によって変わりますし、他の要因も考えられます。言えるのは「登録し直した2日後の時点で、そうなっていた」という時系列だけです。
測って分かった5つのこと
効いていたのは、言葉ではなく地域だった
「AI対策」でも「AIO対応」でも結果は同じでした。変わったのは地域だけです。松山=2問とも◎、愛媛=2問とも×。理由も取れています。AIは地域名に合わせて、参照するまとめ記事を差し替えていました。松山では松山市の制作会社一覧が引かれ、そこに自社が載っている。愛媛では県単位のまとめ記事が引かれ、そこに自社の名前が無い。差はそれだけです。
ただし、これは同じ「キーワードを並べる形」で比べたときの話です。8月23日に質問を話し言葉に変えたところ、同じ「愛媛」でも自社が登場しました(結果④)。地域で決まると言い切れるのは、質問の形をそろえた場合だけです。
広い質問ほど、AIは答えを作らない
検索する人が多そうな広い言葉ほど、AI Overview そのものが表示されにくくなります。「愛媛県 ホームページ制作 AI検索対策の実績がある会社を3社挙げて」は、8月18日・19日と2回続けてAIが答えを作りませんでした。誰も座っていない席が、空いたまま残っている状態です。
条件を付けると、公開している事実だけで絞られる
「料金と実績を公開している会社を3社」のように条件を足すと、AIは公開されている事実だけで候補を絞ります。条件付き4問で、自社は1問も選ばれませんでした。選ばれた会社は、料金を数字でサイトに出しています。W-UPが料金の帯を公開したのは2026年8月21日です。この改定が効いたかどうかは、11月の再測定ではじめて分かります。
AIの引用回数は、目標にできない
Bing側のAI引用は14日間で1件でした。月0〜2件のレンジで動く数字は、改善したのか、たまたまなのかを区別できません。だから当社は、AI引用回数をお客様への約束にしません。使うのは、質問文を固定して自分で聞く◎○×の推移と、Search Console の表示回数・掲載順位、GBPの行動数です。
同じ会社でも、質問の言い方が変われば答えが変わる
8月19日に登場しなかった「愛媛」の質問で、8月23日には登場しました。変えたのは質問の言い方だけです。つまり「御社はAI検索に出ますか」という問いに、会社単位で「はい」「いいえ」と答えることはできません。出るかどうかは質問ごとにしか決まらないので、当社は制作に入る前に、その会社の業種と地域に合わせた質問文を固定してから測ります。逆に言えば、4日で変わるものを「実力」と呼ぶこともできません。今日出たものが明日消えることも同じように起こり得ます。
都合の悪い数字も、そのまま載せる理由
「AI検索に対応します」とは、同業ならどこでも言えます。実際に測っているか、測った結果を見せているかが、そこから先の差になると考えています。
このページに載っている12問中8問の「×」も、Bingの「14日間で1件」も、当社の実測値です。都合よく見える質問だけを選べば、もっと立派な表は作れます。ただ、そうやって作った表は、次に測ったときに自分の首を絞めます。W-UPは、条件を変えると自分が消えることも含めて公開します。
8月23日の結果④は、当社にとって都合の良い数字です。だからこそ、それが「4日前は出なかった質問」だったことと、AIが根拠に示したのが自社サイトではなかったことを、同じ節に書いています。良い数字だけを切り出せば、次に測ったときに自分の首を絞めます。
次回の測定は2026年11月中旬です。同じ12問を、同じ文言・同じ条件で測り直し、このページに追記します。8月21日に行った料金の公開と外部媒体2件への掲載が、3か月後の結果をどう動かすか(あるいは動かさないか)を、そのまま出します。8月23日の2問も、同じ文言で測り直します。