インデックスは「ゴール」ではなかった――愛媛・松山のホームページ制作会社が、載ったあとの数字を17日分そのまま公開した記録【自社実証レポート・後編】

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コラム

インデックスは「ゴール」ではなかった

3つの関門を越えた先に続く長い階段。インデックスされたあとに始まる順位の勝負を表したイラスト
WEB制作
AI検索対策
2026.08.19

インデックスは「ゴール」ではなかった ―
載ったあとの数字を17日分そのまま公開した記録

― 固定ページは8件中7件が登録済みに。それでもクリックはまだ動かない。実証レポート・後編 ―

結論から言うと、インデックスされることは「成果」ではなく「スタートライン」でした。

前編で、私たちW-UPの自社サイト(ehime-web.jp)は、会社案内・サービス・料金といった固定ページが1ページも検索に載っていない「全滅」状態だったとご報告しました。中編では、原因を切り分け、外から合図を送って6日で登録されるまでの記録を公開しました。

では、載ったあと、数字はどう動いたのか。 今回は、サイトマップを修正した7月23日を境に、修正前17日間(7/6〜7/22)と修正後17日間(7/23〜8/8)をSearch Consoleの実データで比べます。先に全体像を言っておくと、動いた数字と、まだ動いていない数字の両方があります。 良い数字だけを並べる宣伝記事にはしません。動かなかった数字も、むしろ減った数字も、そのまま公開します。それがこのシリーズの約束だからです。

この記事について

本記事は自社実証レポートの後編(完結編)です。第1関門(サイトマップの不具合)は前編、第2・第3関門(クロールと登録)は中編で解説しています。記事中に、前編の表現を訂正した箇所があります。

これまでのおさらい:発見(前編)と、登録までの6日間(中編)

前編で見つけたのは、サイトマップの「固定ページ用の分冊」だけがGoogleに読み込めていなかった、という地味な不具合でした。いちばん見てほしいサービス・料金のページが、検索の土俵にすら乗っていなかった。7月23日に分冊を再送信し、ステータスは「成功しました・9件」に回復しました。

中編では、それでも載らなかったサービスページ(/services/)について、技術的な原因8項目をすべて潰したうえで、Googleビジネスプロフィール(GBP)から外部リンクという合図を送り、3日後にGooglebotが来て、6日後に「URL は Google に登録されています」となるまでを記録しました。

ここまでが「載るまで」の話です。後編の今回は、「載ったあと」。修正した7月23日から17日分の数字がそろったので、その結果をご報告します。

まずサイト全体:登録済みページ数は 41 → 44

いちばん数え間違いようのない数字から見ます。Search Consoleの「ページ」(インデックス登録レポート)で確認できる「登録済み」のページ数は、8月2日に確認した時点で41ページ、8月11日に確認した時点で44ページ。データ上は7月24日→8月7日の2週間で、3ページ増えた計算です。

ただしこのレポート、反映が数日〜1週間以上遅れます。8月2日に見たときのデータは7月24日分まで、8月11日に見たときは8月7日分まででした。「今日の状態」ではなく「数日前の状態」を見ている、という前提で読んでください。

そして、ここからが本題です。

前編で「全滅」だった固定ページは、8件中7件が「登録済み」になった

とはいえ、前編・中編を読んでくださった方が本当に知りたいのは、サイト全体の数字より「あの固定ページはどうなったのか」だと思います。

これは、サイト全体の数字を眺めていても分かりません。Search Consoleの「ページ」レポートは、サイトマップ単位で絞り込むことができます。画面上部のプルダウンから、送信済みのサイトマップを選ぶだけです。前編で問題になった「固定ページ用の分冊」を選ぶと、そこに載っているページだけの状況が出ます。

固定ページ用サイトマップに絞り込んだSearch Consoleのページレポート。登録済み7、未登録1と表示されている
固定ページ用の分冊だけに絞った結果。登録済み7ページ、未登録1ページ。
  • 登録済み:7ページ
  • 未登録:1ページ(理由は「検出 – インデックス未登録」)

固定ページは全部で8ページ。そのうち7ページが「登録済み」になりました。 サービス・料金も、実績・事例も、代表について紹介するページも、求人HP制作のページも、全部です。中編で追いかけた /services/ も、8月11日にあらためてURL検査をかけたところ、「URL は Google に登録されています」を維持していました。

(前編で「成功しました・9件」と書いたのに8ページなのは、その後サイトマップの検出URLが9→8に変わったためです。何が外れたのかは特定できませんでした。 分母は動きます。だから「件数」ではなく「中身」を見る必要がある、というのが今回いちばん実感したことでした。)

残る1ページは、プライバシーポリシーでした。理由は「検出 – インデックス未登録」――中編で「第2関門」と呼んだ、まだ読みに来てもらえていない順番待ちの状態です。検索から人に来てほしいと思っているページではないので、これは急ぎません。

ひとつ正直に補足します。この数字には「修正前」がありません。7月23日に分冊を再送信した時点から、Googleがこのサイトマップを計測し始めたためで、それ以前のデータは存在しないのです。ですから「ゼロから7になった」とは書けません。書けるのは、再送信から2週間あまりで8件中7件が登録済みになり、残る1件も順番待ちの列には並んでいる、というところまでです。

「未登録」の中身を分解する――「未登録=問題」ではない

Search Consoleを初めて開いた方が必ず驚くのが、「未登録」の数の多さです。私たちのサイトも、未登録が33件→36件と、むしろ増えています。「36件も問題があるのか」と思われそうですが、中身を分解すると、まったく違う景色になります。

未登録の理由 7/24時点 8/7時点 意味
noindexタグによって除外 14 14 意図的な除外(こちらが「載せないで」と指定。問題なし)
代替ページ(適切なcanonicalタグあり) 4 6 正常な処理
ページにリダイレクトがあります 3 3 正常な処理
リダイレクトエラー 0 1 要確認
見つかりませんでした(404) 7 7 過去に存在したURL等。中身は要確認
robots.txtによりブロック 1 1 要確認
検出 – インデックス未登録 3 2 本当の順番待ち(中編の第2関門)
クロール済み – インデックス未登録 1 2 本当の順番待ち(中編の第3関門)

36件のうち、「本当の順番待ち」は4件だけ。3件増えた内訳を見ても、正常な処理(canonical)が2件、要確認のリダイレクトエラーが1件。順番待ちは中身が入れ替わっただけで合計4件のままです。慌てるような動きではありません。「未登録の数」だけを見て一喜一憂するのではなく、理由の内訳を見て、対処が必要なものとそうでないものを切り分ける。これがこのレポートの正しい読み方です。

固定ページの表示回数はこう動いた――ゼロでなくなった、ただしまだ小さい

ここが今回の核心です。前編で「全滅」と書いた固定ページが、検索結果に表示され始めているのか。修正前後の17日間ずつで比べます。

ページ(トップページとプライバシーポリシーを除く6ページ) 修正前(7/6〜7/22) 修正後(7/23〜8/8)
/services/(サービス・料金) 0回 3回
/results/(実績・事例) 0回 9回
/saiyo/(求人HP制作) 0回 4回
/about/(代表について) 35回 39回
/contact/(無料相談のお申し込み) 7回 2回
/column/(コラム) 10回 1回

その前に、前編の訂正をさせてください。

表をご覧ください。/about/ は修正前から35回、/contact/ は7回、/column/ は10回の表示があります。表示回数は、検索結果に載っていなければ発生しません。 つまりこの3ページは、修正前からインデックスされていたということです。

前編で私は「固定ページが『全滅』していた――1ページもインデックスされていなかった」と書きました。これは言い過ぎでした。 正確には、サイトマップ経由では固定ページが1件も発見されていなかった、というのが起きていたことです。サイトマップに載っていなくても、内部リンクなど別の経路から見つかって登録されていたページはあったと考えられます。本当に未登録だったのは、中編で追いかけた /services/ をはじめとする、主要なサービス系のページでした。

前編の中心だった「固定ページ用の分冊だけが読み込めていなかった」という不具合そのものは、Search Consoleの画面のとおりです。訂正するのは「1ページも」という言い切りのほうです。自分で数字を並べて、初めて自分の言葉の誤りに気づきました。 これも「数字を見ないと気づけない」の一例なので、隠さず書いておきます。

では、上から順に読み解きます。まず、中編まで追いかけた /services/ をはじめ、/results//saiyo/表示回数ゼロから、表示される状態に変わりました。数はまだ1桁です。それでも、「検索結果に1度も出ない」と「出る」の間には、質的な違いがあります。土俵に上がったかどうかの違いだからです。

ここで、表示回数の意味を正確にしておきます。表示回数は「検索結果のどこかに存在していた回数」ではありません。ユーザーが実際に見た検索結果ページに載っていた回数です。10ページ目に載っていても、その人が1ページ目しか見なければ数えられません。つまり /services/ の3回は、3回、誰かが実際にその深さまで検索結果を送り、私たちのページがその画面に載ったということです(視線が実際に届いたかまでは分かりません)。逆に言えば、それ以外の検索では、私たちのページは存在しないのと同じでした。

一方で、/contact//column/むしろ減っています。この6ページの合計では52回→58回。「修正したら表示が伸びた」と言い切れるような、派手な動きではありません。ここをぼかすと、このシリーズの意味がなくなるので、そのまま書いておきます。

サイト全体では、表示回数は727回→1,207回と増えました。ただし、増えた480回の内訳を開けると、いちばん大きいのはGBPのプロフィール欄に貼っているURL(0→245回)でした。開く先はトップページと同じですが、Googleは別のURLとして扱っていて、この期間から検索結果に出るようになっています。次がトップページ本体(700→873)、そのあとにコラム記事が続きます(#28が0→29回、#13が0→19回、#30が0→13回など。ただし#28・#29・#30は公開したばかりで、前の期間にはそもそも存在していないか出たてでした)。

つまりこの増加は、サイトマップ修正の成果とは言えません。この時期は毎週コラムを公開し、GBP投稿も続けています。中編で「GBP投稿が効いたとは断定できない」と書いたのと同じ姿勢です。

正直に書く:クリック数は、まだ動いていない

ここが、この記事でいちばん大事なところです。

クリック数は、まだ動いたと言える水準にありません。 サイト全体で、修正前17日間が13回、修正後17日間が19回。1日あたりに直せば1件前後の規模です。

Search Consoleの検索パフォーマンス比較画面。クリック13→19、表示回数727→1,207
修正前17日間と修正後17日間の比較。表示は増えたが、クリックはほぼ動いていない。

中身をページ別に開くと、こうなっていました。

クリックのあったページ 修正前 修正後
トップページ 12回 11回
GBPプロフィールに貼っているリンク(開く先はトップページと同じ) 0回 7回
/about/(代表について) 1回 1回
コラム記事1本 0回 1回

増えた分は、ほぼ全部が2行目です。これはGoogleビジネスプロフィールのプロフィール欄に貼っているURLで、開く先はトップページと同じもの。それがGoogleに別のURLとして登録され、検索結果に出るようになったのがこの期間でした。トップページ本体のほうは、むしろ12回→11回と減っています。

(ページ別に足すと13回→20回で、サイト全体の13回→19回とわずかにずれます。同じ検索で自社の複数ページが並んだとき、サイト全体では1回にまとめて数えられるためです。)

そして肝心の固定ページです。 今回ゼロから表示され始めた /services//results//saiyo/ は、3ページともクリックゼロ/about/ も1回→1回で動いていません。土俵には上がったけれど、まだ一度も選ばれていない、ということです。

CTR(表示に対するクリックの割合)も1.8%→1.6%と下がりました。表示だけが増えて、その多くが深い位置にあるのだから、これは筋の通った動きです。

数字の上では13→19と増えて見えますが、この規模では、数件の揺れで印象がまるごと変わってしまいます。「クリックが1.5倍!」と書くことも数字上は可能ですが、それは読者を欺く書き方だと考えています。動いていないものは、動いていないと書く。 「思ったほど動かなかった」を書けることが、この実証シリーズの価値だからです。

なぜクリックが動かないのか――順位を見れば理由は明白だった

表示されているのにクリックされない理由は、掲載順位を見れば一目瞭然でした。

  • /services/:平均掲載順位 178位
  • /results/:平均掲載順位 92.7位
  • /saiyo/:平均掲載順位 38.5位

検索結果に「載る」ことと、「クリックされる位置に載る」ことは、まったく別の話です。1ページ10件とすると、実績・事例ページの92.7位は検索結果の10ページ目あたり、サービス・料金ページの178位なら18ページ目の見当です。そこまで検索結果を送る人は、ほとんどいません。だから、クリックされないどころか表示回数すら積み上がらないのです。 登録されたばかりのページは、まず深い位置から始まり、そこから評価を積み上げていくのが通常の道のりです。

実は、サイト全体の平均掲載順位も11.3位→14.1位と「悪化」しています。ここも中身を開けてみました。原因は2つありました。

ひとつは、表示ゼロだったページが深い位置で加わったこと。/services/ の178位、/results/ の92.7位が、平均を押し下げています。

もうひとつのほうが大きい。トップページ自身の平均順位が、11.3位→16.2位に下がっていました。

なぜか。先ほど出てきたGBPのURL――トップページと中身が同じ重複URLです――が、3.4位という良い位置で表示されるようになりました。これまでトップページが受け取っていた上位の表示を、そちらが引き受けた形です。トップページ本体には、深い位置の表示だけが残った。だから数字上は悪化して見えます。

実際、この2つを合算して計算し直すと11.3位→13.4位で、悪化の幅はぐっと小さくなります。

平均値のマジックに慌てず、ページごとに見る。そして「同じ内容のURLが2つある」ような場合は、合算して見ないと実態を見誤る。ここでも「数字の読み方」が問われました。

つまり、いま私たちのサイトが立っている場所はこうです。

  • 発見される ✅(前編)
  • 読まれる・登録される ✅(中編)
  • 表示される ✅(今回確認。ただしまだ深い位置)
  • クリックされる位置に上がる ← 今ここからの勝負

順位を上げる手段は、小手先ではありません。検索意図に応える中身、結論ファーストの構成、FAQ、構造化データ、そして継続的な更新。これはそのまま、AI検索(AIO)に引用されるための条件と重なります。土台(インデックス)の上に、引用される中身を積む。#28でお伝えした二段構えの「二段目」が、ここから始まるわけです。

3回のシリーズで分かったこと――検索は4段階の関門でできている

中編で「3つの関門」という整理をお伝えしました。後編まで走ってみて、この表は4段階に拡張するのが正確だと分かりました。

関門 状態の確認方法 打つべき手
①見つけてもらう サイトマップのステータス サイトマップ整備・内部リンク
②読みに来てもらう URL検査「前回のクロール」 外部からの合図(GBP等)・登録リクエスト
③載せてもらう URL検査「URL は Google に登録されています」 中身の充実・重要度を示す内部リンク
クリックされる位置に上がる 検索パフォーマンスの表示回数・掲載順位 検索意図に応える中身・FAQ・構造化データ・継続更新(=AIO対策と同じ)

①〜③は、今回のように数週間で越えられることがあります。④は数か月単位を見ておく勝負です。だからこそ、①〜③で止まったまま「SEOを頑張る」のは順番が違うし、③まで来たのに「もう終わった」と思うのも早い。自分のサイトがどの関門にいるのかを、数字で確かめてから手を打つ。 シリーズ3本を通じてお伝えしたかったのは、結局これに尽きます。

追記:この記事を書いている最中に、もう1つ見つかりました

ここまで書いたところで、先ほどの「未登録の理由」の表をもう一度上から眺めていて、見落としに気づきました。「見つかりませんでした(404)」の7件です。数が動いていないので「過去に存在したURLだろう」と後回しにしていたのですが、中身を開いてみたら、4件が旧サイト(w-up.jp)時代のURLでした。

旧ドメインから今のドメインへの転送は、ちゃんと生きていました。生きていたのに、行き先のないURLへ飛ばしていたのです。

8月12日に直しました。リニューアルした会社では珍しくない話なので、次回、単独でご報告します。

教訓:数字を見ないと、直したかどうかも分からない

最後に、身も蓋もない教訓を一つ。

もし私たちがSearch Consoleを見ていなければ、固定ページの不具合にも気づかず、修正の効果も確かめられず、「ホームページはあるのに問い合わせが来ない」と首をかしげ続けていたはずです。数字を見ない限り、問題があることにも、直ったことにも、気づけません。 今回はそれに加えて、自分が前編で書いた言葉が言い過ぎだったことまで、数字が教えてくれました。Search Consoleは無料です。愛媛・松山の中小企業のホームページでも、導入しない理由はありません。

私たちW-UPは、愛媛のホームページ制作・愛媛のWEB制作を、作って納めて終わりではなく、公開後に検索へ載り、表示され、選ばれるところまでを数字で確認しながらお引き受けしています。「自社サイトがどの関門で止まっているか分からない」という方は、まずは現状の確認からお手伝いします。

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よくあるご質問

Q. 「登録済みページ数」はどこで確認できますか?

A. Google Search Consoleの左メニュー「インデックス作成」→「ページ」で確認できます。上部に「登録済み」と「未登録」の件数が表示されます。さらに、画面上部のプルダウンから送信済みのサイトマップを選ぶと、そのサイトマップに載っているページだけに絞り込めます。「固定ページだけの状況を知りたい」というときはこの絞り込みが便利です。注意点は、このレポートの反映が数日〜1週間以上遅れること。画面の「最終更新日」を必ず確認してください。私たちのサイトでも、8月11日に見た時点でデータは8月7日分まででした。

Q. 「noindexタグによって除外」と表示されています。直すべきですか?

A. まず「意図的な除外かどうか」を確認してください。検索に載せる必要のないページ(管理用ページ、タグ一覧など)をnoindexにしているなら正常で、直す必要はありません。逆に、載せたい重要ページがnoindexになっていたら設定ミスなので、すぐ修正が必要です。「未登録=問題」ではなく、理由の内訳で判断します。

Q. サイトマップ修正やインデックス登録の効果は、どれくらいで数字に出ますか?

A. 私たちの実測では、個別ページの登録はサイトマップ修正から10日(外部から合図を送ってからは6日)で確認でき(中編参照)、登録済みページ数はデータ上の2週間(7/24→8/7)で41→44になりました。表示回数は、ゼロだった固定ページが2週間あまりで1桁の表示を持ち始めた段階です。一方、クリック数と検索順位は数か月単位の勝負で、17日間の比較ではまだ動いていません。段階によって「効果が出る速さ」がまったく違う、というのが実測しての結論です。

Q. 「表示回数」は、どう数えられているのですか?

A. ユーザーが実際に見た検索結果ページに、あなたのページが載っていた回数です。同じページの中であれば、下のほうにあってスクロールされなくても1回と数えられます。一方、10ページ目に載っていても、ユーザーが1ページ目しか見なければ数えられません(Googleは「ユーザーがさらに結果を見るためにクリックする必要がない範囲で、その項目が現在の検索結果ページに現れたときに表示回数がカウントされる」と説明しています)。「次のページへ」というひと手間が必要な位置は、実際にその操作をされない限り表示回数にならない、ということです。

Q. 表示回数は増えたのに、クリックが増えないのはなぜですか?

A. 掲載順位です。ただし「表示されているのにクリックされない」という話ではありません。上のQ&Aのとおり、順位が深いページは、クリックされないどころか、表示回数すら積み上がりません。実際、私たちのサービスページは登録直後の平均掲載順位が178位で、17日間の表示回数はわずか3回でした。この3回は、そこまで検索結果を送った人が実際にいた、ということです。表示回数が1桁というのは「見られていない」ということそのものです。だからこそ、まずは順位を上げることが本筋になります。

Q. 検索順位が上がるまでには、どれくらいかかりますか?

A. ページや競合状況によりますが、新しく登録されたページが安定した順位を得るまでは、一般に数か月かかります(早ければ数週間で動くこともあります)。その間にできることは、検索意図に応える中身の充実、FAQの追加、構造化データの実装、継続的な更新です。順位が動く前でも、表示回数と掲載順位の推移で「正しい方向に進んでいるか」は確認できます。

Q. AI検索(AIO)に引用されるまでには、さらに何が必要ですか?

A. インデックスは前提条件にすぎません。そのうえで、結論ファーストの構成、FAQのセマンティックな実装、構造化データ(JSON-LD)といった「AIが引用しやすい中身」が必要です(詳しくは#28で解説しています)。今回の4段階で言えば、第4関門(順位)とAIO対策は打ち手がほぼ重なるため、同時に進めるのが効率的です。

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