ホームページを作るときに、よくある3つの間違い
どれも、とても自然なことです。だからこそ、多くの会社が同じところでつまずきます。
1つ目:同業他社を見本にする
制作会社に「このような感じにしてほしい」と、同業他社のホームページを見せる。とても自然なことです。でも、そのホームページで問い合わせが来ているかどうかは、あなたにも、制作会社にも分かりません。成果は、そのホームページの持ち主しか見られないデータの中にあるからです。
しかも、きれいに見せる技術と、売る文章の技術は、別の技術です。そしてホームページ制作は、きれいに見せる技術の専門家が担うことが多いのです。成果の分からないまま形を真似すると、売れないホームページが、次の売れないホームページの見本になっていきます。

だから私は、見本を探すところからは始めません。あなたのお客様の言葉を集めるところから始めます。
2つ目:満足のいくホームページなら、見つけてもらえると思う
アメリカの調査会社Ahrefs社が、世界の約140億ページを調べたところ、96.55%のページが、Googleからの訪問ゼロでした。満足のいくページでも、作って公開しただけでは、見つけてもらえないのが、ふつうなのです。だから、GoogleとAIに見つけてもらうための作りが、最初から必要です。
出典:Ahrefs社「96.55% of Content Gets No Traffic From Google」(2023年発表、2026年8月更新)
3つ目:こだわりを詳しく書く
ホームページの主人公は、会社ではなくお客様です。『ストーリーブランド戦略』(ドナルド・ミラー著)も、会社は主人公であるお客様を導く役になるべきだと説いています。そして、お客様が知りたいのは、会社のこだわりではなく「自分がどう変われるか」です。こだわりは、お客様の体験の物語に置きかえて、はじめて伝わります。
私がこのことを知ったのは、妻が営んでいたネットショップでした。2か月間1個も売れなかった4万円のバッグが、紹介文を書き替えただけで、10日で5個売り切れました。最後の1個は4万5千円に値上げしましたが、その翌朝に売れていました。
文章ひとつで、同じ商品の売れ方がここまで変わる。この体験が、私が会社員を辞めて独立したきっかけです。以来、セミナーで延べ849人の方に、個別のサポートで241人以上の方に、売れる文章の書き方をお伝えしてきました。
2か月間1個も売れなかったバッグ
ただ、この3つは、よくある間違いの一部にすぎません。実は3つとも、もっと大きな1つの間違いから起きています。
致命的な間違いは、データを見ないこと
ホームページを作ったら、
データも取らず、分析もせず、改善もしないこと。
出してみるまで、正解は分かりません
広告の名著『ザ・コピーライティング』の著者ジョン・ケープルズは、同じ商品の広告なのに、ある広告が別の広告の19.5倍売れたのを見たことがある、と書いています。書き方ひとつで、売れ方はそれほど変わります。そして、どの書き方が当たるかは、出してみるまで分かりません。
出典:ジョン・ケープルズ『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)
ホームページも同じです。どんなプロが作っても、公開した日から正解ということはありません。お客様がどこまで読み、どこで読むのをやめたのか。その反応を見て、はじめて直す場所が分かります。
読まれなかった よく読まれた

ヒートマップ:ページのどこがよく読まれ、どこで読むのをやめたかを色で表したもの
なぜ、データが取られないのか
理由は、ホームページ制作が「公開」で区切られる仕組みになっていることが多いからです。公開したあとの数字を見ることまでは、制作の仕事に含まれていないのがふつうです。その結果、誰も数字を見ないまま時間が過ぎていきます。
実は、最初にご紹介した3つの間違いも、根っこは同じです。
| 間違い | 原因 |
|---|---|
| 同業他社を見本にする | 見本のホームページのデータは見られない。取り入れてよいかどうか分からないまま、真似している |
| 満足のいくホームページなら、見つけてもらえると思う | 売り手が満足する作りと、お客様に見つけてもらえる作りは違う。公開後に検索のデータを見ないので、その違いに気づかない |
| こだわりを詳しく書く | こだわりの部分で読むのをやめられていても、データを見ないので気づかない。お客様の言葉も聞かずに書いている |
3つとも、データを見ないまま決めていることが原因です。
集客できるホームページは、「5つの壁」を越えるように作ります
お客様があなたの会社を見つけて、問い合わせをするまでには、5つの壁があります。広告の世界では、「読まない・信じない・行動しない」の3つが、アメリカの広告人マクスウェル・サックハイムの「3つのNOT」として、昔から知られています。私はその前後に1つずつ壁を足して、5つの壁として作っています。
| 壁 | お客様の心の中 | W-UPの作り方 |
|---|---|---|
| 1 見つからないの壁 | (そもそも、あなたの会社を知らない) | GoogleとAIに見つけてもらえる作りにする |
| 2 読まないの壁 | 「自分に関係あるのかな」 | 最初に「あなたのことです」と分かる言葉を置き、悩みが解決すると伝える |
| 3 信じないの壁 | 「本当かな。ネットの話だし」 | 悩みが本当に解決する証拠を見せる。社名で検索したときに出るGoogleマップのクチコミや投稿なども、証拠になる |
| 4 行動しないの壁 | 「で、どうすればいいの?」 | 迷わず問い合わせできる順番と導線にする |
| 5 今すぐの壁 | 「また後で…」 | セールスの世界では「『後で』はセールスの死」と言われます。今動く理由(特典・イベントなど)を用意する |
壁は、手前から順に越えていきます。手前の壁で止まっていると、後ろの壁までお客様が来ないからです。
読まないの壁の実例:紹介文を書き替えただけで、2か月売れなかった4万円のバッグが10日で5個売れました。最後の1個は4万5千円に値上げしましたが、その翌朝に売れました。
行動しないの壁の実例:同じLPなのに、京都の教室だけ生徒が増えませんでした。LPへのアクセスが極端に少ないと分かり、保護者3名に取材したチラシで6名増えました(このページの下の実例で詳しくご説明します)。
W-UPのいちばんの違いは、公開したあとにあります

公開したら、データを取ります。
お客様がどの壁で止まっているかを、数字で見つけます。見つからないのか、読まれていないのか、信じてもらえていないのか。止まっている壁が分かれば、直す場所が分かります。直したら、また測ります。
制作のご契約の特典として、公開してから3か月間、Googleの検索とGoogleマップからお客様がどれだけ来ているか、AIに紹介されているかどうか、ページのどこで読むのをやめたか(ヒートマップ)を測り、どの壁で止まっているかと合わせてレポートにしてお渡しします。「作って終わり」にしないための、最初の3か月です。
自社のホームページでも試しました
作り直し(AI対策を含む)の前後3か月の比較(2026年3〜5月と6〜8月)
| 作り直す前(3〜5月) | 作り直した後(6〜8月) | |
|---|---|---|
| Googleの検索結果に表示された回数 | 1,309回 | 5,439回 |
| クリック数 | 10回 | 74回 |
出典:Google Search Console(W-UP自社サイト)
実例:同じLPなのに、京都の教室だけ生徒が増えなかった
実際に配ったチラシ(表面)ECCジュニア 京都・○○教室さま
同じLP(1ページのホームページ)を使っていた他県の2つの教室では、それぞれ1か月に4名ずつ生徒が増えていました。ところが、京都の教室だけは1人も増えませんでした。データを見て分かったのは、文章の問題ではなく、そもそもLPを見に来る人が極端に少ない、つまり1つ目の「見つからないの壁」で止まっていたということです。
生徒が減り続けていたので、何か月もかかるGoogleやAIではなく、配ってすぐに反応が見られるチラシを選びました。保護者3名へのインタビューをもとに物語仕立てのチラシを作り、チラシとGoogleビジネスプロフィール、LPを組み合わせた結果、
2週間・2,000枚の配布で、生徒が6名増えました
制作は、原則として月1件まで
制作は代表の松木が、最初から最後まで一人で担当します。そのため、新しい制作のお引き受けは、原則として月1件までです(公開後の伴走は別です)。空き状況は、お問い合わせのときにお伝えします。
あなたのホームページは、どの壁で止まっていそうですか
無料相談の特典として、「5つの壁チェックシート」をお渡ししています。20の質問に「はい/いいえ」で答え、壁ごとに点数を数えると、あなたのホームページがどの壁で止まっていそうかが分かります(100点満点)。
たとえば、こんな質問です(各壁から1問ずつ)。
| 壁 | 質問の例 |
|---|---|
| 1 見つからないの壁 | 社名で検索すると、自社のホームページが一番上に出る |
| 2 読まないの壁 | スマホの最初の画面で「誰のための、何の会社か」が分かる |
| 3 信じないの壁 | お客様の声が、お名前や写真、動画と一緒に載っている |
| 4 行動しないの壁 | 問い合わせたあとの流れ(返事の時期など)が書いてある |
| 5 今すぐの壁 | 「今」申し込む理由(特典・期間限定など)が書いてある |
チェックシートは、無料相談(約60分)のときにお渡しし、あなたのホームページを一緒に見ながら使います。
なお、このチェックで分かるのは、止まって「いそう」な壁までです。本当にどの壁で止まっているかは、データを見て、はじめて分かります。数字で確かめたい方には、WEB集客まるごと診断(5.5万円・税込)もご用意しています。